国産ドライいちじくの味を決めるのは、品種や土壌だけではありません。
実は「乾燥のタイミング」がとても大切なんです。
今日は、マルエス菜園がミツリッチ®をつくる中でこだわっている“乾燥の瞬間”についてご紹介します。
乾燥タイミングが味に影響する理由
いちじくは完熟すると、果肉の中に蜜がたっぷりとたまります。
乾燥が早すぎるとこの蜜が閉じ込められず、逆に遅すぎると発酵してしまう。
そのため私たちは果実ごとに熟度を見極め、「香りと甘みを閉じ込める温度帯」で仕上げています。
ミツリッチ®製法の工夫

製茶の世界では、香りを引き出すために様々な工程で工夫がされています。1度の温度の違い、1秒の時間の違いでお茶の味が変わります、またそれがそれぞれの製茶問屋の個性でもあります。
私たちはドライいちじくの生産でも、1秒、1度のこだわりも持っています。何度も試行を重ね、乾かしすぎず・蜜を残す独自製法を確立しました。
その結果、柔らかく香り高い“しっとり系ドライいちじく”が生まれました。

味わいの違いを感じてほしい
一般的なドライいちじくと比べて、ミツリッチ®はいちじく本来の香りと蜜感が際立ちます。
紅茶やチーズ、ヨーグルトとの相性も抜群。
お茶づくりの技で生まれた、静岡・牧之原ならではの味わいをぜひ体験してみてください。
🪄まとめ
今日も乾燥室で、いちじくの香りと向き合っています。
次回は「収穫から乾燥までの流れ」をご紹介します🍃
